住宅ローンの共有登記とは、数人が共同して1つの不動産を所有する場合や、親の財産を数人の子が相続した場合の登記法で親子または夫婦で自己資金や借入を負担した場合、それぞれの出した割合によって所有権を共同で登記します。住宅の購入というのは大変高額な買い物ですから、例えば親子や夫婦、兄弟などでお金を出し合って購入するケースもあります。
共有登記は、「申し込み本人と同居すること(直系親族は別)」、「共有特分にも公庫の抵当権を設定すること」、「申し込み本人の共有特分が1/2異常(申し込み本人と同居する共有者が連帯責任者となる場合は、本人の特分と連帯債務者の特分の合計が1/2であること)」の3項目を満たしていることが条件になります。共有登記のメリットは、共働き夫婦の共有物件であれば、夫婦2人分の「住宅ローンの控除」が適用され節税効果があります。
また、相続税が少なくてすみます。(財産が配偶者の一方に集中した場合は相当な額の相続税が課税されるため)さらには、一般的に贈与税がかかりません。ではデメリットはどのようなことがあるのでしょうか?まず離婚などで財産分与する場合は、売却するかどちらかが多額の現金を用意する必要性が生じる為、住み続けることが難しくなるケースが出てきます。
また、物件売却時に共有者全員の承諾が必要になるなどの事務手続きが面倒です。このように、共有登記は贈与税や相続税を節約するうえでたいへん有利な選択肢と言えるでしょう。しかし、デメリットも存在しますので、あらかじめそれらを理解しておく事も大切です。
住宅ローンについてみなさんはどこまで知っているでしょうか?住宅やマンションの購入を検討されている方やご家族が
すでに家を購入したという方であれば、聞いたことはあるかもしれません。しかし、住宅ローンを申し込む機会はそう度々訪れるものではないでしょう。「普通のローンとどう違うのだろう?」という方もいらっしゃるかもしれません。住宅ローンとは一言で言ってしまえば、住宅目的に制限される融資のことです。
もう少々、詳しく表現しますと「本人及びその家族」または「本人の家族」が居住するための住宅やそれに付随する土地を購入、もしくは新築や増改築する際の資金の融資を受ける際に利用するローンなのです。住宅や土地というのは大変高額なものなのです。ほとんどの方が人生で最も高額な買い物となると思います。一括で買うなんてことはそう多くの人が出来るものではないといえるでしょう。貸す方としても、一般の個人への融資金額としては高額になります。
住宅ローンは1回の利用で何千万円というまとまった融資を受けることになるため、その後のライフスタイルが一変してしまうことさえ予想されてしまうのです。そのために、住宅購入者に特化したローンとして出来たのがこの住宅ローンです。日本での起源はとても古くて100年も前の日清戦争の頃に遡ります。経済が活発になるにつれて「住宅を買おう」という人達が増えてきました。その人達のために、不動産会社が始めたのが事の起こり、第二次大戦後の復興時には、戦災による住宅不足から住宅金融公庫が設立され、本格化してきました。今や住宅も一般に普及し、民間の金融機関の主力商品の一つになりました。

