住宅を購入する際には、購入価格の2割以上の頭金が必要といわれています。つまり、3000万円のマイホームを購入する場合には、頭金として600万円が必要になります。しかし、実際にはローンの手続き費用や不動産の登記、不動産屋さんへの手数料など様々な諸費用が必要になります。
さらに、緊急時の生活資金として3~6ヶ月分を手元に残しておくことも考慮すると、住宅購入までには850万円もの資金が必要になります。もちろん頭金が2割に満たなくても融資をしてくれる金融機関もありますが、金利が高めに設定されているケースがほとんどですので、後の返済計画が苦しくなります。
このため、無理なく返済を続けていくためには、購入資金の3割程度の預貯金が必要になります。ではこの数字の根拠はどこにあるのでしょうか。第一の理由は「金融機関の選択肢が狭まってしまう」からです。フラット35を利用する場合「建設費または購入価額の9割」までが融資限度額です。
また、民間の住宅ローンなどでもGE Moneyの住宅ローンなどは全額融資が可能ですが、たいていは「購入金額や物件評価額の8~9割程度」となっています。つまり、金融機関の融資審査をスムーズに通過するためには「2割の頭金」が必要になるということです。これが「頭金が2割は必要」といわれている最大の理由です。
第二の理由は「資金的に余裕ができるから」です。無理なく返済を続けていくためにも、十分な頭金を準備して支払い総額を抑えることが、上手な住宅ローンの利用法です。第三の理由は「将来売却が困難になるから」です。マイホームを売却する場合、その売却価格は購入時の価格より低くなるのが一般的です。もしも購入時の借り入れ金額が大きいと、売却価格がローン残高を下回ってしまうケースがあります。
この場合、マイホームに設定された抵当権がはずせなくなりますので、差額を現金で準備しなくてはなりません。このように、将来売却をお考えの方は、頭金を十分に準備して借入額を少しでも抑えておく必要があります。以上のような理由が根拠となって「購入価格の2割以上の頭金が必要」と言う定説が生まれたのです。
住宅ローンについてみなさんはどこまで知っているでしょうか?住宅やマンションの購入を検討されている方やご家族が
すでに家を購入したという方であれば、聞いたことはあるかもしれません。しかし、住宅ローンを申し込む機会はそう度々訪れるものではないでしょう。「普通のローンとどう違うのだろう?」という方もいらっしゃるかもしれません。住宅ローンとは一言で言ってしまえば、住宅目的に制限される融資のことです。
もう少々、詳しく表現しますと「本人及びその家族」または「本人の家族」が居住するための住宅やそれに付随する土地を購入、もしくは新築や増改築する際の資金の融資を受ける際に利用するローンなのです。住宅や土地というのは大変高額なものなのです。ほとんどの方が人生で最も高額な買い物となると思います。一括で買うなんてことはそう多くの人が出来るものではないといえるでしょう。貸す方としても、一般の個人への融資金額としては高額になります。
住宅ローンは1回の利用で何千万円というまとまった融資を受けることになるため、その後のライフスタイルが一変してしまうことさえ予想されてしまうのです。そのために、住宅購入者に特化したローンとして出来たのがこの住宅ローンです。日本での起源はとても古くて100年も前の日清戦争の頃に遡ります。経済が活発になるにつれて「住宅を買おう」という人達が増えてきました。その人達のために、不動産会社が始めたのが事の起こり、第二次大戦後の復興時には、戦災による住宅不足から住宅金融公庫が設立され、本格化してきました。今や住宅も一般に普及し、民間の金融機関の主力商品の一つになりました。
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